平成27年1月16日、四国霊場開創1200年記念法要の第4座目が別格霊場第9番文殊院にて執り行われました。
長珍屋にて終日お砂踏みがおこなわれました。
10:00より、文殊院副住様ご案内による八塚参拝。
伊予の国荘原の強欲な庄屋であった衛門三郎は、托鉢に現れた旅の僧を弘法大師とは知らず、追い返そうと、大師の手にした鉄鉢を竹箒で叩き落としました。鉄鉢は八つに割れ、翌日から八日の間に三郎の八人の子供が次々に亡くなってしまいます。改心した衛門三郎は、四国遍路に旅立ち、21回目の巡拝で、死のまぎわ大師に罪を許され、大師が文殊院で因縁切の修法を行ったあと、伊予城主の嫡男として生まれ変わったと伝えられています。(文殊院公式サイトより)
八塚は衛門三郎の8人の子供たちの墓であるとの伝説があり松山市の文化財にも指定されています。
文殊院にはお参りをされても、八塚を知らないという先達様も大勢いらっしゃいました。
午後から文殊院様の年中行事 初柴灯護摩に参加。
霊場会長による願文奏上
文殊院ご住職様大儀師による柴灯護摩
終了後は火渡りがおこなわれました。
柴灯護摩のあとは、拳で餅をつく拳餅が披露され、
お餅が振る舞われていました。
今回の参加シールは衛門三郎伝説と八塚です。