第七番 出石寺(しゅっせきじ)

検定試験出題範囲


〒799-3462
愛媛県大洲市豊茂乙1
TEL : 0893-57-0011
宿泊施設 約300人(要予約)

【御詠歌】くもりなき 二名の島の 金山に みのりの光 かがやくを見よ
【御真言】オンバザラ タラマ キリク

山 号 金山
院 号 光明院
本 尊 千手観世音菩薩
開 山 道教法師
宗 派 真言宗御室派

納経所:駐車場より5分

略縁起
開創は養老二年(718年)六月十七日である。宇和郷田中庄に住する猟師作右衛門が、狩りに出て一匹の鹿を見つけ、そのあとを追うて山に登り、まさに鹿を射殺そうとしたところ、突然全山振動して光明赫赫と輝き、鹿の姿はかき消え、鹿の立っていた足下の岩が真二つに割れ、千手観音菩薩・地蔵菩薩の像が地中から湧き出して金色の光を放った。
この奇瑞を目撃してから、作右衛門は殺生を業とする生活をやめ仏道に入り、自ら道教を名乗りこの仏像を本尊とし、出石寺と命名した。
大師巡錫の砌、「三国無双の金山」なりと賛嘆され、後世この仏像が粗末に扱われ冥罰を蒙ってはならぬと、石室に密閉して秘仏とされ、護摩供を修法されたと言う。

案内・地図
JR伊予大洲、八幡浜、長浜駅からタクシーにて40分。車の場合、宇和島方面からは宇和町のはずれより八幡浜駅を経由して197号線喜木より、56号線大洲西トンネルにて平野に抜け、伊予平野駅付近より、大洲駅付近より上須戒を経由して、また、松山方面からは、出石駅より豊茂を経由して、八多喜駅付近より上須戒を経由して、それぞれ登山可能。普通車100台、バス20台駐車可。