第二十番大瀧寺

〒779-3638
徳島県美馬郡脇町西大谷
TEL : 0883-53-7910
宿泊施設 なし


【御詠歌】
霊峰の 岩間にひらく
 法の道 厄をながして
   衆生ぞすくわる

【御真言】
南無西照大権現

大瀧寺本堂
本 尊
  西照大権現
開 山
  行基菩薩
宗 派
  真言宗御室派
  準別格本山

略縁起

奈良時代(神亀三年)行基菩薩が、塩江より御登山になり、阿讃山脈秀峰に一寺を建立し、阿弥三尊を安置されました。平安時代の初期、延暦十年(西暦788)弘法大師も、「三教指帰」と云う大師の著書にはっきりと記されています様に「求聞持修法」をされ、弘仁六年(807年)弘法大師四十二才、二度目の登山のときに、現世の男女厄難消除、万民安楽の為に、西照大権現の御尊像を安置し、法華経を一石毎に書き、男女厄流しの秘法を修されました。又、天安二年(858年)聖宝尊師(理源大師)が登山され、高野槙を御手植になり、男女厄除厄流の大護摩を修法されました。その法が今に伝わり厄流しの寺として有名です。
又、八十八番大窪寺との関係が深く東大窪寺、西大瀧寺の名で呼ばれ、別格二十ヶ寺中で最も高い海抜九百四十メートルの大瀧山上にあります。徳川時代には、高松藩(徳川)と徳島藩家老の稲田氏の祈願所と成っておりました。当時は度々炎上して現在寺宝としては、別にありませんが江戸時代には、阿波讃岐登山道に鳥居の数十八基在りました。

●西照大権現(一宇)●奥の院熊野十二社大権現(江原町清水の上)
●龍王堂●護摩堂 ●観音堂 ●弘法大師御自突ノ杖 ●不動堂 
●弘法大師御影堂 ●鐘楼堂 ●仁王門

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